町医者

最近は短時間にまとまった大雨が降る事が多いですよね。


バケツをひっくり返したような。


その影響か秋口にかけまして、地元の「家守り」的工務店の僕らには雨漏りや防水層の点検や補修依頼が結構重なりまして。



↑ 木質構造に限らず、S造・RC造などの依頼もあります。
防水層と配水機能のチェック。



↑ 屋上の排水口の詰まり。
戸建て住宅であっても、バルコニーなどの定期的な清掃は必要です。


↑ この日2件目。某金融機関の屋上。
しかし10月下旬だったとはいえ、半袖は寒くないか?サイトー氏よ。



↑ 以前補修されたであろう部分。
この部分も雨水の侵入箇所となっていました。



↑ こちらは一般住宅。屋根の上から放水試験。
雨漏りの場所を特定します。



↑ 天井懐。この日は漏水箇所を発見できず。
依頼主の方と次の方策を練ることとなりました。

雨漏りの原因は大きく3つ。
①工事不良もしくは補修工事の不備。
②防水層の経年劣化。
③排水溝の清掃をしていない等のメンテナンス不良に因るもの。
これらの要素と気象条件の変化などが加わり、雨漏りが発生するのです。

この多雨多湿な日本で、数百年もの間先人達は住宅に独自の工夫を凝らしてきました。

その中で、多雨に対する備えは耐震性と並び快適に永く、安心して住んで頂く為の必須要素だと思います。


現在、建築業界は様々な合理的な工事方法・工法が海外から持ち込まれていますが、日本の気候に対し海外の実績だけでどれほどの信頼性があるか、疑問に感じることは多々あります。

いつも感じることですが新築工事ばかりでなく、リフォームやこういった補修工事に携わると住まいづくりに大切な色々なものが見えてくるのだと。


原因はどこにあるのか。結果、どのようなことが起り得るのか。


大手ハウスメーカーさんのように 『大学病院の窓口業務』 ではなく、自らの手で責任を持って設計・監理・工事・維持(メンテナンス) をする工務店である以上、僕らは 『頼れる町医者』 としての仕事をして行きたい。


そして20年後、30年後もお施主様に快適に安心して住んで頂けるような住まいづくり、家守りを心掛けたいと思います。


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