ブローインピック?

どうやら忙しさとブログ更新頻度の相関関係は反比例の様相です。


更新の少なさに苦言を呈されたので、今日はキミのネタでいかせてもらう事にしました。


カセ君。


ま、苦言は多方面から頂戴してしまっているのですが・・・


以前、セルロースファイバー断熱についてブログで少しお話した通り、住宅の断熱工事の大切な事は実際に施工する技術者の施工レベルだと思っています。


特に、現場の大工さんが工事するグラスウールなどの繊維系「充填断熱」や「プラスチック系外張り断熱」などはその大工さんの腕に大きく左右されます。

いずれにせよ、僕らは細部に至るまで妥協せず、しっかりと施工したいんです。


断熱素材の性能を最大限に発揮してもらう為に。


どんな素材(グラスウールとかウレタンだとか)か、どんな工事方法か(壁の中に入れるとか、スプレーで吹付けるとか外から張るとか)などももちろん大切なのですが、まずは建物のシステムや設計者のフィロソフィー・意図を理解して断熱技術者が工事してくれるのであればこんなに心強い事はありません。


とくに、僕らは職人達からすればいわゆる「面倒臭くて細かい指示」をしてると思いますので。

それをそのまま「何かわからんがやるか。」で工事しもらう訳には行きません。


これは大工工事や断熱工事に限ったことでは無いのですが。


          ◆


で、前置きが長くなりましたが、彼もそんな頼れる技術者の一人です。


←気が散らない様に離れて盗撮。W邸ロフト施工中。



←キレイに吹き込んでくれました。

余談ですが、業界団体主催で年に一度、全国からブローイング(セルロースファイバー断熱の吹き込み)技術者が参加しその技術を競うブローイングピックなる大会があります。


シート張りの精度・タイム、ブローイングの密度、中身の形状、吹きこぼし等が審査対象だそうです。

彼は今年の優勝者です。素晴らしい。
(副賞の香港旅行は震災の為自粛されたとのこと。)


去年は準優勝。
(この年は上海行ったんだっけ?)


来年も頑張ってちょうだい。
(北京かソウルじゃない?)


冗談抜きに施工技術者のプライドがかかったガチの大会でこの結果は素晴らしいデス。

 



↑ グラスウール充填断熱の施工現場。
筋かいや電気のコンセントボックス、換気の為の給気口などをかわして・・・・。



←天井もビッシリとキレイに均一に。



←筋かい部分もしっかりと。


実は僕らは、自然素材のセルロースファイバーの調湿効果を100%発揮させる為に壁内に通気ルートを設けています。


しっかりと室内の空気を壁の中へと循環・呼吸させ、室内湿度の調節など断熱以外の仕事をしてもらいます。ハイ。


で、『共働きで窓を開けない、加えてもっぱら洗濯物は屋内干し』・『寒いので窓を締切り加湿機を使う』が故の結露や冬カビといった暖かい現代住宅における課題をクリアーします。