前へと。

震災から一ケ月経ちました。


このたびの震災によって亡くなられた方々のご冥福を衷心よりお祈り申し上げると共に、被災された方々に心からのお見舞いを申し上げます。

 

今なお、被災地では行方不明の方々の捜索が続き、不安で不自由な生活を余儀なくされている方々が多数いらっしゃることには胸が痛むばかりです。


余震も続いていますが、被災地の一日も早い復興の為にも、僕らは力強く前へ進んで行かなければならないと思います。

 



↑ 震災後の五井海岸。


地震の影響がないか、各現場の状況を確認してまわっている時でした。


この後、今まで経験した事のない爆発を目にしました。


全ての現場の確認を終え、家族や仲間、関係者の無事を確認しオフィスに戻り情報収集。
TVに映し出される、街を覆い尽くす信じがたい津波の映像。

仙台市若林区・・・?


被害が甚大だと伝えられたその地は、ものごごろつく前からの幼なじみが出張で奥さんや幼い息子と暮らす土地。


何度も何度も、連絡をとりようにも、全ての手段を尽くすも、安否確認ができずに。

深夜、彼のおばさんと話す事ができ、全員無事だと。避難所にいるらしいと。


「ヒデちゃん、心配してくれてありがとう、ありがとう、」と。


家族皆とても不安っだったと。

 

今回の震災の怖さをとても感じた出来事でした。


       ◆


この一ケ月は、各方面からの震災被害箇所の調査や診断・補修、着工中の物件の建築資材の手配や段取り、仕上げ現場の住宅設備の確保に追われた一ケ月でした。


ブログは少しさぼってしまいましたが、日々現場は進んでいますのでちゃんとお伝えして行こうと思います。ハイ。

 



五井海岸の爆発の衝撃(爆風?)で外れてしまったオフィスの自働ドアを直すサイトー氏。
何でもできますな。君は。